THE BLUE HEARTS ホーム THE BREAKERS THE HIGH-LOWS 真島昌利 ましまろ

(私の昔描いたものを菌糸ビンに運び込む際のデータ整理で出てきた、へたくそで恥ずかしい。でも待ったいないからおいとく。)

 このバンドのおかげで正直今までやってこれたのではないかと思います。それぐらい私の人生において重要な位置を占めるバンドです。

確か中学生の頃だったと思いますが、父親に紹介されて、初めて聴きました。

TRAIN-TRAIN』死ぬほど聴きました。感動しました。泣きそうになりました。何度か泣きました。

リンダリンダ』のドブネズミの美しさが何となくわかりました。(言語化は難しいが、それを敢えて言語化してみれば、

生へのひたむきさ、とでも言えるだろうか。ただ言語化すると、言語化できるはっきりしたものだけにアプローチしてしまっており、

他の言語化できない複雑で曖昧なより大切なものが省かれてしまって、ちゃちなものになってしまう気がする。)

そういえば、ドブネズミの美しさを何となくわかるかという話について、父親と母親と自分とで話になりましたが、(この時、妹は何をしていたのだろうか……。)

私と父親がわかるといい、それに対して、母親は「マジ意味わかんね(゜Д゜)」って感じでして、軽くケンカになったことを思い出しました。(笑)

 中学生の頃の私は、音楽を聴いている奴等のことを「周りの目を気にしたかっこつけのくそ野郎ども」と思っておりまして、

(そういう私は人一倍周りの目を気にする人間でした。(笑))

そのうえ、「お前らは内容のないくそみたいな恋愛ソングばっかり聴いとれカス。」と思ってました。

(ひねくれすぎですね。中高時代はほんとにひねくれて嫌な奴でした。表面上にはあまり出しませんでしたが……。

その後、厳しい浪人時代を過ごしたおかげで、今は大分毒が抜けましたが、当時は本当にひどかったです。思い出すのも恥ずかしい。)

そんな時に父親からTHE BLUE HEARTSを紹介されました。最初、その名前を聞いたとき、ひねくれ者の私は、当時クイズ!ヘキサゴンで使われていたということもあり、

「大衆に受け入れられるような、ヤンキーの好むくそみたいなバンドなんやろ。」と勝手に思ってました。(ほんまにひねくれとる。)

そう思いながら、家のサブのパソコン(調子が悪く父親がPuppy Linuxを導入していた。あの犬こわい。)でYouTubeを開き、確かTRAIN-TRAINを聴きました。

めちゃくちゃ衝撃を受けました。世の中にこんな音楽が存在するのかと。この衝撃は私の人生における転機の一つでした。

(私の人生における転機は今のところ4回起こっております。一つ目は小3の時の2、3か月に渡る入院。この期間に文学に接する機会を得る。

二つ目はこれ。音楽に接する機会を得る。三つ目は中2か高2の時にシシ神が怖すぎて、(こいつと湯婆婆とカオナシは定期的に私を夢の中で苦しめた。)

敬遠し続けていた『もののけ姫』を真剣に見て、衝撃を受け、俺もこんなん作りたいと絵を描きはじめる。

四つ目は浪人。自分の生き方のおかしさに気づく。)

 このようにTHE BLUE HEARTSはものすごい影響を私に与えました。受験期も浪人時代もお世話になりました。ほんと感謝してます。

LIVE行きたかった。私の生まれた次の年に解散……。

曲紹介

感謝してもし足りないTHE BLUE HEARTSですが、まだあまりCDを集められていません。

THE HIGH-LOWSはほぼコンプリートしているのですが……。

少しずつこれからも集めます。

THE BREAKERSと同様にほぼ全部好きです。THE BREAKERSの時と同様に好きな度合いを★で書いときます。(笑)(MAX★★★★★)

あくまでも私の好みによる判断なので不快にさせたら、申し訳ないです。

まあ、全作品基本好きなんですが、好きのカテゴリーの中での差別化って感じです。

シングル

人にやさしく/ハンマー

これをブックオフで見つけたときはめちゃくちゃテンションあがりました。ただすでに『THE BLUE HEARTS SUPER BEST』持ってたんですよね……。

1.人にやさしく  作詞作曲:甲本ヒロト Vo:甲本ヒロト ★★

 多くの人が好きの曲であるという印象。私は普通に好きですね。

 主観ですが、甲本さん(ヒロトと呼ぶべきなのだろうが、私には厳しい。(笑))が作るものは感覚的であり、はっとさせられるものが多い印象。

直観的?「そこいきますか!」的なものが多い感じがします。リンダリンダのドブネズミとかほんとに着眼点が素晴らしいというか、

すんごいなあと思いました。ドブネズミは汚く、醜いなどという偏見を持っている限り、到底できない見方だと思います。

また、アルバム『PAN』の『歩く花』とかも大好きです。(PANほしいなあ。)

なんか大袈裟ですが、真理というか何かそういう類のものに気づかされる気がする。私は精神世界的なことも学ぶことが好きなのですが、

(浪人時代の苦しみの結果、こっち方面にも頼らざるを得なくなり、知識も付いてしまった。)

甲本さんが作るものには、そういう類のものが説く「今を生きろ。」だとかいう教えとの一致が多い気がします。

甲本さんはおそらく、そういったものが好きではなさそうなので、故意のものではないでしょうが、甲本さんのまわりに振り回されず、

自分のやりたいことを大切にするという生き方が、精神世界系のものが目指すもの一致しているような気がします。

(別に私はそういうものにはまっているやばいやつではないので、あしからず……。)

なんか人にやさしく関係なくなってきましたね。(笑)

そういえば山寺宏一さんがモノマネしてましたね。(正直、あの超個性的な動きは私の方ができる気がする。(笑))

 真島さんの作るものは感傷的であり、詩的、文学的、(詩的と一緒か?)風景的な気がします。たまにエロを含み、皮肉っぽいものも多い印象。

それと、真島さんの作るものには芸術関連の話題が結構出てきますよね。『空席』のミレーだとか『オーロラの夜』のサルバドール・ダリだとか。

こんなもんじゃない』のボニークライドも『俺たちに明日はない』という映画の登場人物のようですね。(この映画知らないです。)

そういえば、『俺たちに明日はない』というTHE HIGH-LOWSの歌があった。これは甲本さんが作詞作曲ですが……。

あと、『俺は俺の死を死にたい』でも『長くつ下のピッピ』のピッピが出てましたね。(私も読んだことあります。全然覚えてないけど……。)

蛇足ですが、真島さんは中原中也さんが好きであるという話をどこかで知りました。(あんまり覚えてないです。嘘かも。何かの間違いかもしれないです。)

私も軽くですが、中原中也さんの詩集に目を通しましたところ、私はあまり詩を読むのが好きな人間ではないということがわかりました。

(詠む方は好きかも、詠みませんが……。作る側の方が向いてそうです。)

結局、得た知識は小林秀雄さんとなんかあったということだけですね。(さっきまで河合隼雄さんと間違えてた。全然違うのに。)

個人的に私が好きなものは真島さんの方によってる気がします。

 河口純之助さんのはあまり知らないですけど、『シンデレラ(灰の中から)』は聴きまくりました。大好きです。あと『風船爆弾(バンバンバン)』とかありますね。

 梶原徹也さんと白井幹夫さんのは知らないです。(梶原さんのはPANにあった気が……。)(THE BLUE HEARTSの曲は白井さんが入ってからが私はより好きです。

白井さんが作ったのとかあるんか?)

2.ハンマー(48億のブルース) 作詞作曲:真島昌利 Vo:甲本ヒロト ★★★

 真島さんの風景描写かつ真島ボーカルの「外は春の雨が降って 僕は部屋で一人ぼっち 夏を告げる雨が降って 僕は部屋で一人ぼっち」のところめっちゃ好きですね。

なぜかLIVEでは「外は春の雨が降って 僕は部屋で一人ぼっち 外は春の雨が降って 僕は部屋で一人ぼっち」と同じ歌詞を繰り返します。

私は何となく夏の方も好きなので、LIVEでこっちの方もうたってほしかったなあと思います。(もしかしたら私が知らないだけで存在するのかも。)

似たようなものがTRAIN-TRAINにもあります。それは「TRAIN-TRAIN走って行」というところなんですが、LIVEでは「TRAIN-TRAIN走って行」で歌ってます。

カラオケなどで、盛り上がるからだとか、みんなが知っているからだとかの理由で、TRAIN-TRAINを歌い、「走って行け」を選択する輩には、「このにわかが(フッ」と

静かに私は歌い手ににわか認定を行います。(まだ、性格がゆがんでいるようです。)

(注意:私も映像でしかLIVEを見たことがないのにこんなことをほざいています。当時、私は生まれる前、もしくは生まれてすぐの状態です。)

まだシングルこの一枚しか持ってないんですよね。これから徐々に集めていきたいです。

アルバム

YOUNG AND PRETTY

1.キスしてほしい
2.ロクデナシII
3.スクラップ
4.ロクデナシ
5.ロマンチック
6.ラインを越えて

7.チューインガムをかみながら
8.遠くまで
9.星をください
10.レストラン
11.英雄にあこがれて
12.チェインギャング

TRAIN-TRAIN

1.Train-Train
2.メリーゴーランド
3.電光石火
4.ミサイル
5.僕の右手
6.無言電話のブルース

7.風船爆弾(バンバンバン)
8.ラブレター
9.ながれもの
10.ブルースをけとばせ
11.青空
12.お前を離さない

BUST WASTE HIP

1. イメージ
2. 殺しのライセンス
3. 首つり台から
4. 脳天気
5. 夜の中を
6. 悲しいうわさ
7. Hのブルース
8. 夢の駅
9. 恋のゲーム
10. スピード
11. キューティパイ
12. 情熱の薔薇
13. 真夜中のテレフォン
14. ナビゲーター

ベストアルバム

SUPER BEST

1.リンダ リンダ
2.人にやさしく
3.シャララ
4.ロクデナシ
5.ラブレター
6.平成のブルース
7.キスしてほしい(トゥー・トゥー・トゥー)
8.ハンマー
9.チェインギャング
10.TRAIN-TRAIN
11.ラインを越えて
12.僕はここに立っているよ
13.英雄にあこがれて
14.青空
15.終わらない歌
16.ブルーハーツより愛をこめて
17.1985

ライブアルバム

野音 Live on ’94 6.18/19

1. すてごま
2. 夢
3. やるか逃げるか
4. 旅人
5. ラブレター
6. 夕暮れ
7. 俺は俺の死を死にたい
8. 少年の詩
9. 僕の右手
10. 緑のバッハ
11. 青空
12. 月の爆撃機
13. 1000のバイオリン
14. メドレー
未来は僕らの手の中→爆弾が落っこちる時→ロクデナシ→NO NO NO→風船爆弾(バンバンバン)→ハンマー→人にやさしく→ダンス・ナンバー
15. 情熱の薔薇
16. リンダ リンダ
17. TRAIN-TRAIN

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